校章の由来と校歌
校章の由来
昭和28 年、当時、本校職員であった藤田威助教諭(美術工芸担当)が中心となって作成されたものです。
校章の全体のデザインは、浜田のイニシャル「H」を表しています。
中央の六角形は浜田市にあった亀山城を亀の甲羅の形を用いて表しています。
六角形の中にある赤色と白色の部分は、日本の国旗を表しています。
六角形の左右の色は黄土色であり、大地を表しています。
浜田ろう学校の校章は、開校当初、浜田市片庭町の近くにあった亀山城のように、歴史のある浜田の大地にどっしりと建ち、島根県西部の聴覚障がい教育の発展と充実のために尽くしていく学校の姿を、意味しているものと考えられます。
『すずかけ』の木の由来
『すずかけ』の木は、古くから浜田ろう学校の木として大切にされてきました。
旧校舎(片庭町・島根大学浜田分校跡)から現在の学校に移転する時も、一緒に移植されました。
今は若い『すずかけ』の木が1本校庭に植えられています。
『すずかけ』の木は旧校舎の時から、PTAの機関紙タイトルとして、またスクールバスの名称として親しまれています。
スクールカラーとその決定の経緯 ~ 若草色~
平成25 年度、60 周年の記念に因み、児童生徒たちから取ったアンケートの意見を基に、生徒会役員と校長先生による話し合いの結果、スクールカラーが『若草色』に決まりました。
この色には、「私たちは植物で、学校は光、卒業で実を実らせる。私たちは日々、植物のようにすくすくと育っている。」「“浜ろう”は周りが緑で囲まれた学校。そして私たちもその中でキラキラと緑に輝いているイメージ。」「柔らかくて優しいイメージ。」など、60周年の今をここ“浜ろう”で生きる子どもたちの想いが込められています。
校歌
一、
国分の里に陽はあふれ 磯なれの松の色さえる この地に学ぶぼくたちは 強く正しく生きようよ
二、
朝風わたり波光る 世界につづく海原を 見ながら育つわたしたち 広い心で生きようよ
三、
紺碧の空とびは舞う 国分の丘の学舎で みんなたがいにたすけあい 知恵とからだをきたえよう
手話による校歌