12月6日に第2回早期教育公開研修会を4年ぶりに1日の日程で開催することができました。午前中は本校幼稚部幼児や乳幼児教育相談を利用している幼児の在籍園の方などに限定し、午後の研修からは広く参加を募りました。午前の部は11名、午後の部は約50名の参加がありました!!

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【午前の部】 

難聴疑似体験をとおして「乳幼児期のきこえ」について考え、きこえない、きこえにくい体験から感じたことをみんなで共有することができました。

また、本校の幼稚部の保育実践についてご紹介し、グループに分かれて日々の悩みを相談しあい、それぞれの園の実践から学びあうことができました。

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【午後の部】

ごうばら耳鼻咽喉科 院長 郷原良治先生 「子どものための耳鼻科の基礎知識~耳を中心に」

 ≪アンケートから≫

・耳の仕組み、中耳炎になる仕組みについて、病院の先生から聞くことができ、勉強になった。

・保護者さんに受診を勧める際の迷いが払拭されました。

・幼児期の中耳炎罹患の多さに少し驚きました。

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西部島根医療福祉センター 言語聴覚士 嘉納大輔先生 「幼児のことばの育ちと発音」

 ≪アンケートから≫ 

・ことばの遅れがある子には、周りのサポートで伸びることが改め  てわかり、保育士の大切な役割でもあるな、と感じた。

・ことばを発するための土台づくりの大切さを改めて感じました。 先生が実践なさって良かったものを紹介していただき、すぐにでも取り入れようと思いました。

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*ミニ情報『一側性難聴・軽・中等度難聴の理解』と題して、「きこえているから大丈夫」と思われがちなお子さんの置かれている状況や大きな影響を及ぼす周囲の大人のかかわり方など情報提供もさせていただきました。

 

☆来年度も夏季、冬季に早期教育公開研修会を実施する予定です。