センター的機能
-
令和5年度 第1回浜田ろう学校早期教育公開研修会
2023年08月25日
8月8日に第1回早期教育公開研修会を集合&オンラインのハイブリッド型で開催しました。
会場には20人弱、オンラインでは23会場を結んで総勢50人の参加がありました。
講師として、国立特別支援教育総合研究所 研究員の河原麻子先生をお招きし、『きこえにくと見えにくさをあわせ有する子どもの支援~QOLにつながる支援について一緒に考えませんか?~』をテーマにお話いただきました。
「きこえなさ(きこえにくさ)」と「見えなさ(見えにくさ)」をあわせ有するお子さんのことを「盲ろう児」と言います。河原先生のお話の中で、「盲ろう児」と言われるお子さんの約半数は弱視難聴児であると伺いました。「盲ろう」というと、「身近にそういった子どもはいない」と、限られたお子さんのこととして思ってしまいそうですが、実は「きこえにくい、見えにくい」お子さんは身近にたくさんいることが考えられます。
講演の中で 盲ろう疑似体験もさせていただきました。体験を通して、「盲ろう児」の置かれている困難さを、参加者がそれぞれに感じることができました。(私は情報のあいまいさからくる大きな不安を感じました。)それぞれに体験で感じた思いを共有したうえで、先生からケースを交えた具体的な支援の仕方についてお話を聞くと、心に響くものが違いました。
盲ろう児の抱える困難さとして、「コミュニケーション」「移動」「情報入手」の3つがあげられました。子どもの受信・発信の状況(段階)にあわせ、「安心して」「実体験を」「子どもに合った方法で」サポートしていくことの重要性を学びました。あわせて、「時間をかけて1つ1つの経験を丁寧に」体験を積み重ねていくことの重要性を感じながらお話を伺うことができました。
明日から子どもの見方、かかわり方が変わりそうです!!
☆第2回の早期教育公開研修会は、
12月6日(水)浜田ろう学校 集合開催の予定です。
-
ひまわり教室グループ活動
2023年07月21日
乳幼児教育相談『ひまわり教室』のグループ活動をしました。
2歳児さん2組の参加がありました。初めて一緒に活動する2人でしたが、互いの様子を見て遊びが広がっていく様子がほほえましかったです。
今回はやすぎこども園園長の福島朗博先生、西部島根医療福祉センター言語聴覚士の嘉納大輔先生も参加してくださり、大いに盛り上がりました。
【講師と一緒に保護者交流会】
子どもたちの横で短時間の交流会をしました。お子さんとのかかわりについていろいろとお話を聞かせていただきました。講師の先生方からいただいたアドバイスから「お母さん、安心して。今のかかわりが良いよ。」と元気がもらえましたね。その間も、子どもたちは時折お母さん方の膝に座ってエネルギーチャージ。母子の素敵なやりとりがここでも見られて幸せな時間になりました。
* 最後は福島先生の切り紙を楽しみました♡
-
県央出前相談がスタートしました。
2023年06月05日
今年度より、県央地域にお住いの方を対象に「県央出前相談」を始めました。
第1回目は、6月2日に大田市役所内のおおだっこを会場に行いました。
来校されたお子さんとお母さんとの心温まるやりとりにとっても元気をいただきました!!
☆今後も継続的にきこえ、見え方の出前相談を行います。
次回の県央出前相談は、
10月6日(金)午後、邑南町健康センター「元気館」プレイルームです。
お気軽に本校まで声をおかけください♪
-
難聴学級交流会をしました!
2023年01月12日
12月21日水曜日、第2回難聴学級交流会を行いました。
本校幼稚部を修了した4名の子どもたちがやってきました!
はじまりの会
3つのくだもののスリーヒントクイズをしたあと、それを使ってフルーツバスケットをしました。
クイズもゲームも盛り上がりました。
本校小学部6年生児童といっしょに自立活動
その1「あいうえおんがく」
「あ、い、う~えお、かきくけこ~♪」の歌に合わせてダンスをしました。これは6年生児童が浜ろうフェスティバルで発表したものです。ちょっと難しい動きもありましたが、見よう見まねで楽しそうに笑顔で踊っていました。ダンスの締めとなる最後のエアギターでの「ジャジャ~ン」のポーズもかっこよく決まりました。
その2「どっちがすき?」
「犬とねこ」「夏と冬」「ごはんとパン」というように2つの中から、どっちが好きかを選びます。どうしてそれが好きなのかの理由も話します。1人1人好きな理由をしっかり話すことができ、「ねこの方がかわいいよ、犬はほえるしこわいし。」「犬の方がかわいいよ、“お手”とか“ふせ”もするし。」とトークが盛り上がりました。友だちの考えもきくことができる貴重な体験となりました。
お待ちかねの休み時間
全員、体育館へ直行!寒いのなんてへっちゃら。みんなでサッカーをしました。自分はどっちのチーム?どっちにシュートすればいいの?と戸惑う姿も・・・。でも、ボールを蹴り合うことがとにかく楽しいようでした。
ふりかえり
今日の交流会の中で、“自分の1番心にのこった場面”をタブレットで撮影した写真の中から選び、それを見ながら感想を発表しました。写真にあわせて、そのときの様子を思い出しながら、自分の気持ちを交えながらみんなに伝えることができました。全員サッカーの写真を選んでいました。
半年ぶりの再会。みんなの成長した姿を見ることができてうれしかったです。
また会えるのを楽しみにしています☆
☆彡保護者交流会(子どもたちの活動と並行して保護者交流会を実施しています。)
今回の保護者交流会は、昨年同様、幼小部の保護者も一緒に交流しました。本校教員の体験談をもとに、難聴のある子どもの学校生活についてたくさん語り合いました。就学先を考える幼稚部保護者にとってもっとも聞きたいところです。1時間があっという間で、延長しても足りない!!保護者のみなさんの思いがあふれる交流会になりました。
-
難聴学級交流会をしました!
2022年06月27日
6月8日水曜日、第1回難聴学級交流会をしました。
本校幼稚部を卒業した5名の子どもたちが大集結!
本校小学部児童といっしょに自立活動
その1「母音体そう」
「あ・い・う・え・お」とそれぞれポーズをとりながら声を出す体そうです。母音のカードを長く見せると「あ~~~」「う~~~~」、短く見せると「い」「え~」「お」と、とってもいい声が聞こえました。また子どもたちは1人ずつカードを見せる役もしました。
その2「教室紹介」
それぞれの学級の様子が分かる写真(A3サイズに拡大したもの)を見せながら、発表してくれました。野菜を育てていること、教室にどんなものがあるのかなど、どきどきしながらみんなに紹介してくれました。
お待ちかねの休み時間
イチゴつみ、サッカー、ぶらんこ、おにごっこと、やりたいあそびをする中で、自然と他の子どもと一緒にふれあう姿も見られました。幼稚部のお友だちもいっしょにあそびました。
ふりかえり
今回の交流活動の中で、自分の1番心にのこった写真を選び、それを見ながら発表しました。写真にあわせて、そのときの様子を思い出しながら、気もちをこめて伝える姿はかっこよかったです!
またみんなに会えるのを楽しみにしています☆